三鈷の松(さんこのまつ)


あるとき散歩をしておりましたら3本に分かれている
松葉を発見いたしました。
これは高野山の「三鈷の松」と同じではないかと気がつきました。


三鈷の松は全国でも珍しく、その姿から「夫婦和楽・家内安全」を象徴して、
その松葉は黄金色になって落葉するように伝えられています。
松は普通二葉か五葉ですが、日本でもまれに三葉の松があるとのことです。


弘法大師空海上人が唐から帰朝するとき、
三鈷を「密教有縁の地に行きて我を待つべし」と天高く投げられました。
帰朝後、高野山で松の枝に留まっていた三鈷を発見し、
高野山を伽藍建立の場所に定めたとされています。












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